オリ完敗も西、松葉、金子で鷹3連倒だ
「日本ハム5-0オリックス」(15日、札幌ド)
オリックスは投打に精彩を欠き、完敗した。森脇監督は「ペナントレースの流れからすると、もっとも勝たなければならないゲーム。でも終わったことは仕方ない」と切り替えるしかなかった。
吉田一が初回に3ランを浴びるなど7回5失点。指揮官は「勝負どころというのは中盤以降だけでなく、初回にもある」と、試合の流れを決めた失点を課題に挙げた。打線も元気がない。初回以外は二塁さえ踏めず、上沢にプロ初完封を献上。これで上沢には今季4敗目だ。
しかし振り返っている時間はない。16日からは首位・ソフトバンクと3連戦。「防げる失点は防ぎ、全力で勝ちをもぎ取らなければ」。本拠地に戻り、3・5ゲーム差で迎える対決。優勝の行方を大きく左右する戦いに、必勝を期して西、松葉、金子の3人をぶつける。
残り17試合を全力で駆け抜けるだけ。「今日出し切れなかったものを吐き出すのは大事」。指揮官の言葉にも力がこもった。