ヤクルト強力打線“夏バテ”完封負け
「ヤクルト0-5阪神」(17日、神宮)
ヤクルトは強力打線が能見に封じられ、今季8度目の完封負け。プロ2度目の先発だったドラフト1位・杉浦(国学院大)を援護できなかった。三塁を踏むこともできず、小川監督は「好機らしい好機をつくれなかった。四球もなかったし、安打だけでは能見を攻略できない」と唇をかんだ。
リーグトップのチーム打率を誇る打線が、9月の月間打率・232と、不振にあえいでいる。指揮官は「言い訳になるが、8月はドーム以外の試合が多く(ドームは25試合中3試合)、外での練習を強いられた。その反動がある」と“夏バテ”を原因に挙げた。
優勝は完全消滅したが、山田ら個人記録には期待が持てる選手もいる。ここが踏ん張りどころだ。