日本ハム・大谷翔平投手（２０）が、１０月１１日に始まるＣＳファーストＳの開幕投手を務めることが内定していることが１８日、分かった。

　チームは現在３位で、４位以下とのゲーム差を考えればＣＳ進出決定は時間の問題。ＣＳファーストＳ初戦は、ここまでチームトップの１１勝を挙げている大谷に託す。首脳陣の１人は「体調次第だが、そこ（ＣＳファーストＳの開幕戦）に逆算して調整させる」と明かした。

　次回は２１日の楽天戦で先発し、９月２７日からの札幌ドーム５連戦中に今シーズン最後の先発マウンドに上がる。その後は１０月６日から始まるフェニックスリーグでの調整登板を経て、ＣＳ初戦に登板する見込み。３試合制のファーストＳ。初戦勝利がファイナルＳ進出のカギを握るだけに万全な調整で初戦に臨ませる。

　前回９月１３日オリックス戦でプロ２度目の完封勝利を挙げた大谷。シーズン佳境を迎え「全部勝てるように調整したい」と意気込む二刀流がＣＳでも快投で応える。