V完全消滅キヨシ監督CS崖っぷちだぜ
「広島3-1DeNA」(20日、マツダ)
DeNAは攻守に精彩を欠く内容で、痛い敗戦。129試合目にして、リーグ優勝が完全消滅した。中畑監督は「完全消滅か。(残り)ゲームが減ってくれば、そうなってくる」と寂しそうに話した。
差は2点。指揮官はそこに大きな差を感じていた。「僅少差のゲームだけど、勝ちゲームをつくる勢いが攻守にない。負けパターンが決まってきている」。打線は4安打。八回には凡ミスから1点を失う。打てず、守れずの負の流れから脱却できない。
ミラクルCS出場へ、勝負の9月のはずだった。強力打線を編成したはずが、貧打に泣く。9月は18試合を消化し、15試合で3得点以下しか奪えていない。「打開するしかない。みんなでやるしかない」と前を向く。
3位阪神と6・5ゲーム差に開いた。直接対決を5試合残し、まだ自力でのCS進出の可能性はまだある。「あしたはマエケン。勝ち試合をつくって、横浜に戻らないといけない」と23日からの阪神3連戦を見据えた。