燕バレ4年連続本塁打王逃す…帰国へ
「巨人6-7ヤクルト」(21日、東京ド)
チームより一足早く、ヤクルト・バレンティンのシーズンが終わった。五回2死一塁、高々と上がった放物線はフェンスには届かず、中飛止まり。シーズン規定打席(446)に達した第3打席終了直後、五回裏の守備で交代した。
「みんなと一緒に最後までシーズンを終えることができないのはホントに残念で悔しいが、来季以降の活躍を考えた結果、決断した」と話した。
左アキレスけん痛の検査と治療のため、早期帰国の許可を球団からもらっており、この日が自身の今季ラストゲームだった。31本塁打のままで、広島・エルドレッドには届かず、4年連続本塁打王は逃した。ただし、打率は・301とギリギリで3割の数字は残した。
検査の結果で手術することになれば全治半年、回避すれば3カ月で元のようにプレーできるようになるという。今後は23日に帰国する予定だ。「来季はしっかり144試合戦ってプレーオフに出られるよう、しっかりケガを治して戻ってきたい」と復活を約束した。