谷繁竜、歴史的大敗でBクラス決定

 「中日1-15巨人」(23日、ナゴド)

 中日が歴史的な大敗だ。15失点は今季ワーストタイ、対巨人の2桁失点は3年ぶり、そしてナゴヤドームでの1イニング10失点は97年の開場以来初の屈辱だ。今年初めて鳴り物による応援が復活したこの日、CS進出の可能性が完全に消滅した。

 先発山本昌は5回3失点で今季初黒星。「負けは負け。踏ん張れなかった」と悔しがった。49歳1カ月で出場、登板、先発、奪三振、打席の最年長記録を9日間塗り替えたが、これで今季登板は終了。来季については「球団と相談しないと。何も考えてない」と話すにとどめた。

 2年連続Bクラスは28年ぶりの屈辱。就任1年目の谷繁兼任監督は「やっていかないといけないことが、いっぱいある」と険しい表情を浮かべた。

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