オリT岡田、負けられないん弾!

 「楽天4‐7オリックス」(29日、コボスタ)

 呪縛から解き放たれたように、オリックスが息を吹き返した。八回、1死二、三塁。T‐岡田の鋭い打球は、右翼席最上段に着弾し、場外へはねる決勝22号3ラン。7試合ぶりの一発が、連敗を3で止めた。

 ガッツポーズで喜びを表し、ベンチに戻っても笑顔をはじけさせた。「完璧でした。負けられない試合が続く中、連敗していたので。でも何とか勝つ、とみんな言っていたから」。チーム全員の思いを代弁した。マジック6で迎えた26日から3連敗。ナインは重苦しく長い3日間を乗り越えた。

 連敗すればソフトバンク優勝となる楽天2連戦。西が序盤に4点を失ったが、打撃陣の奮起で徐々に追い迫った。五回は伊藤が、流れを変える中前2点適時打。七回には1死二、三塁で代打・坂口が右前への2点適時打で試合を振り出しに戻した。

 喜びに沸くナインの中心で、森脇監督は「オリックスは12球団で一番、あきらめの悪いチーム。それが一番の長所」と目を細めた。

 首位・ソフトバンクに0・5差。これで10月2日の直接対決を勝つ条件で、優勝への望みがつながった。負けられない戦いが続く中、30日はエース・金子を立てる。

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