大田よ“殿”になれ!G原監督が珍ゲキ
巨人・原辰徳監督(56)が30日、6年目の大田泰示外野手(24)の飛躍に期待し、奮起を促した。
川崎市のジャイアンツ球場での全体練習。指揮官は大田のフリー打撃を見ながら構想を思い描いた。「来年4番を打ってくれればすごい。早く4番バッターに成長してほしい」。今季は4番を固定できなかっただけに、未完の大器への期待はとてつもなく大きい。
すでに第81代4番に指名した。リーグ優勝後、9月27日、28日のDeNA戦で4番に据えた。ここまで勝負強い打撃を発揮し、台頭してきたご褒美だったのだろう。
当然、今後も結果は求める。「(今は)泰示“ちゃん”から泰示“君”になった。次は泰示“さん”になる。最後は泰示“殿”」。監督から泰示殿、と呼ばれるくらい文句のつけようがない成績を残せ、とハッパをかけたわけだ。
「(4番打者に)なれるように頑張りたい」と大田。将来の4番候補は、今後もがむしゃらにアピールする。