ソフトB秋山監督、集大成を見せる!
パ・リーグは2日、首位ソフトバンクと2位オリックスがヤフオクドームで激突する。ソフトバンクが勝てば3年ぶりのリーグ優勝が決まる。
大一番を翌日に控えても、秋山ホークスに気負った様子は感じられなかった。午前11時から始まった本拠地ヤフオクドームでの全体練習。投手陣は主にランニング、キャッチボールと軽めの調整。野手陣もフリー打撃に軽めの守備練習を行っただけで、きょう2日の決戦に備えた。
現在、チームは今季ワーストを更新する5連敗中。ここ10試合で1勝9敗と大失速したことが優勝を決めきれない最大の要因だが、裏を返せばそれだけ多くの貯金を稼いでいたから首位にいることも事実だ
いつも通り、自分専用バットを手に練習を見守った秋山監督は「143試合、全力で戦った後の試合。こういうシーズンはなかなかない。感じ方も人それぞれ。緊張する人もいれば、しない人もいる。どう受け止めるか。大事なのは、これまで自分がやってきたことを出すということ」と一年の集大成であることを強調。勝って、今世紀初となる地元胴上げをファンに届ける。