CSに暗雲か…G菅野が腰痛で2回降板
「ヤクルト1‐9巨人」(2日、神宮)
まさかの緊急降板となった。最多勝など3つのタイトルをかけてマウンドに上がった巨人・菅野が初回の投球中に腰に違和感を覚え、2回、38球でマウンドを降りた。原監督は「抹消?そうだな」と登録抹消する意向を示した。
二回の投球練習中に異変を感じた女房役の阿部は「直球も130キロ台になったからなあ。(今後に)響かなければいいと思う」と心配顔。川口投手総合コーチは「どれくらいのもんか分からない」と険しい表情だった。
最優秀防御率のタイトルをほぼ手中に収めた菅野は、3日に精密検査を受ける。2軍調整中の8月下旬に腰に違和感を訴えた際は、実戦登板まで約10日を要した。検査結果次第ではCSでの登板に暗雲が漂う可能性もある。