ドラ5関根2安打デビュー!キヨシ絶賛
「巨人4-0DeNA」(4日、東京ド)
敗戦の中に大きな収穫があった。DeNAドラフト5位の関根(東邦)が、1番右翼でデビュー。中前打で初打席初安打を飾ると、最終打席では右前打を放った。3安打完封負けの中で2安打を記録した。
「2軍でやってきたことを出せました。2本目のヒットがすごくうれしい。同じやられ方をしたくなかったので」。六回から登板した沢村に、簡単に空振り三振を喫していた。2度目の対戦は、追い込まれてから3球ファウルで粘って、フォークを捉えた。チームが沢村から奪った唯一の安打だった。
中畑監督も絶賛する。「沢村は完璧だった。食らいついてヒットにつなげた。ウチの打線が何かを教えられた気がする」。ひた向きな19歳に目を細める。
残り2試合。4位浮上にはヤクルトに連勝するしかない。「久保の最多勝もかかる。絶対に勝たないといけない。関根?使わないわけにはいかないよ」と大一番での起用を決断。関根は「続けて結果を出さないと意味がない」とキッパリ。未来につながる大きな足跡を残す。