原Gマエケン粉砕へ容赦せん
巨人・原辰徳監督(56)が5日、広島戦(6日・マツダ)を自然体で戦う考えを示した。5日の同戦が雨天中止。今季最終戦は1日ずれたが「自然体の中で戦う」とゆるぎない自信をのぞかせた。
6日の広島‐巨人は、その結果次第で阪神と広島の順位が決定する“大一番”。指揮官は「そのことに対しては俺は話すことはできない」と多くは語らなかったが、チームとしてやるべきことは何も変わらない。
仕切り直しでスライド先発の前田を打ち崩すだけだ。右膝痛で2軍調整中の長野はいないが、現状の1軍戦力でベストの打線を組む。3番・坂本、4番・阿部、5番アンダーソンのクリーンアップ。1、2番に片岡と橋本、下位打線に亀井、村田を据える。
今季は、前田との6度の対戦で3勝1敗と勝ち越し。8月15日の広島戦では3回を6得点と完璧に打ち崩した。だが村田は「簡単に打てるピッチャーじゃない。チームとして何をするかですね」と一丸になって相手のエースに挑むつもりだ。
前田とCSで対決する可能性があることを考慮しても、攻略しておきたいところ。今季最終戦を白星で飾るため、原巨人がベストを尽くして相手エースを粉砕する。