燕・山田192安打!藤村富美男超え
「ヤクルト7-6DeNA」(6日、神宮)
ヤクルト・山田がど派手に歴史を塗り替えた。決勝の29号満塁弾を含む4安打の大暴れ。安打を192安打に伸ばして最多安打のタイトルをほぼ手中にし、“初代ミスタータイガース”藤村富美男が1950年に作った日本人右打者最多記録を64年ぶりに更新した。
六回までに3安打を放って、あっさり記録に並ぶとともに、ライバルの広島・菊池との最多安打争いにも終止符。そして記録更新は3‐5とリードされた八回1死満塁での満塁弾だった。
歴史的な記録更新に「記録に自分の名前が載るのはなかなかない。今年の成績は想像つかなかった」と驚き交じりに喜びを表現。今季限りで退任する小川監督も「すごいヤツだよ。(11年のCSで)衝撃的なデビューをして、最後もこういうインパクトのある活躍。ボクにとっても思い出になる」と喜んだ。
「なかなか取れるものではないですが、いつかは取りたい」。22歳の次の目標は200安打だ。