栗山監督「命預けた」大谷CS初戦先発
「パCSファーストS、オリックス‐日本ハム」(11日開幕、京セラ)
日本ハムの大谷翔平投手(20)が7日、オリックスと戦うCSファーストS第1戦の先発を栗山監督から告げられたことを明かした。チームを勝利へと導く快投を誓った。
3試合制の重要な初戦を任され、大谷は気を引き締めた。札幌ドームでの全体練習でダッシュ、ノックなどを行った後「初戦先発と言われました。責任はすごくかかってくるので、なんとか最少失点で抑えたい」と意気込みを語った。
CS進出が決まった9月29日。監督室へ呼ばれ先発日を告げられるとともに「お前に命を預けた」と熱い言葉をかけられた。「うれしかったです。なんとか勝ちたい」と言い切った。
パ・リーグのプレーオフ、CSでは、ファーストS初戦黒星からファイナルSへ進出したのは、2チームしかない。「すごく大事なのは分かっている」と力を込める。5日の最終戦、公式戦日本最速タイの162キロを計測した20歳は、持ち味のスピードでオリックス打線をねじ伏せる。