関大Vへ望みつなぐ 畑瀬、投打に活躍
「関西学生野球、関大6-1同大」(7日、ほっともっと)
関大が先発・畑瀬聡史投手(4年・関大北陽)の投打にわたる活躍で同大を下し、勝ち点3(6勝3敗)で優勝に望みをつないだ。また近大も関学大に連勝。6勝2敗、勝ち点3で立命大に並んだ。次節の関大‐近大で勝ち点を取ったチームが、優勝の可能性を残す。また同大は自力での5位以上が消滅、1982年リーグ創設後初の最下位の危機に立たされた。
関大先発の畑瀬が投打に躍動した。投げては九回途中1失点で3勝目。打っては五回、先頭打者として「狙った球が来た」と直球を強振、高校時代以来という本塁打で自らを援護した。1カードを残して勝ち点3が3校。立命大、近大が2敗、関大は3敗と、いわば追う立場だけに「とにかく近大に連勝するだけ。最後まで全員、気持ちを切らずに戦います」と畑瀬は即座に先を見据えた。