原G好感触 久々の実戦で阿部らに一発
「練習試合、巨人6‐1BCリーグ選抜」(11日、東京ド)
阪神と広島がCSファーストSを戦う中、原巨人が日本シリーズ進出へ着々と牙を研ぐ。BCリーグ選抜と練習試合を行った。無観客で五回終了後には報道陣もシャットアウトする“半非公開”で、原監督は「実戦形式は貴重。それができたのはすごく大きい」と話した。
今月6日以来の実戦では、坂本、阿部、アンダーソンが一発を放った。1番には9月26日を最後に試合から遠ざかっていた長野が入るベストメンバー。指揮官は「(長野は)良くなってると思う」とうなずいた。
試合後には坂本と阿部が居残りで約30分間、特打ちを敢行。主将は「すごくいい」とニヤリ。「試合が終わってからやるのは珍しい」と自ら口にした坂本も、「すごくいいイメージでできました」と充実感を漂わせた。
CSファイナルSまで残りわずか。「しっかり準備ができている」と指揮官。ライバルを蹴落とす態勢は、整いつつある。