ハム第3戦は総力戦!「5番DH大谷」

 「パCS第1S第2戦、オリックス6-4日本ハム」(12日、京セラ)

 継投が失敗して痛恨の逆転負け。日本ハム・栗山監督は「信頼している選手がやられることもある。簡単にいかないのが野球」と悔しさをのみ込みながらリリーフ陣をかばった。

 勝ちパターンのリリーフ陣で2度のリードを守りきれなかった。七回2死二、三塁から投入したクロッタがヘルマンに左中間へ同点2点適時二塁打を浴びた。再び1点を勝ち越した八回には、谷元がT‐岡田に逆転3ランを被弾。通常なら左打者に左腕・宮西の投入のはずが、左すねの違和感もありベンチから外していた。貴重な左のセットアッパー不在が結果的には響いた。

 ファイナルSに行くためには、第3戦に勝たなければならない。落ち込んでいる暇はない。栗山監督は「全員で取りにいきたい」と総力戦で勝ちにいく姿勢をみせ、第1戦で先発してポストシーズン初勝利を挙げた大谷を、野手で起用することを示唆した。「5番・指名打者」での出場が有力だ。

 大谷は前日に107球を投げたが、この日は試合前に志願してティー打撃を行い、野手出場をアピールした。この日はベンチ入りはしなかったが、第3戦に出場する意欲は十分だ。「切り替えて頑張りたい。しっかり準備はしていく」と意気込んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス