森脇オリックス「リセット」で必勝や

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)は13日、オリックスと日本ハムが1勝1敗で迎えたファーストS第3戦が台風19号の影響で中止となり、14日に順延された。オリックス・森脇浩司監督(54)は順延を前向きに受け止めた。「1日ずれたからといって、状況はさほど変わらない。今日試合をしていたら負けていたかも、くらいに考えないと」と話した。

 前日はT‐岡田の劇的な逆転3ランで、ファイナルS進出へ逆王手をかけた。本来なら流れがこちらにあるうちに、連勝といきたいところ。しかし「流れは大したことではない」と考えをリセットして第3戦に挑む。

 「流れが試合に影響するのなら、(最終戦の)10月2日も勝っていたよ。起こることはポジティブに捉えないと」。あえて、楽天に連勝して挑んだソフトバンクとの直接対決で敗れ、優勝を奪われた経験を引き合いに出した。

 さらに「中継ぎ陣が一息つけるという点では、順延でよかった」と前日登板した、佐藤達、比嘉、馬原、平野佳の疲労を気遣った。

 前日、初回の攻撃で右太もものハリを訴え交代した平野恵はこの日、別メニュー調整。「明日の出場は様子をみて決める」と話した。1日おいて出場が可能になれば、まさしく恵みの雨だ。

 指揮官は「ファーストステージは明日が最後。全員で戦っていきたい」と普段通りの言葉で締めくくった。

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