G村田は初戦重視「100でぶつかる」
巨人・村田修一内野手(33)が初戦重視の姿勢で宿敵との対決に臨む。14日の全体練習後、「アドバンテージはあるけど、それは考えない。1戦目から100(%)でぶつかる」ときっぱり。ファーストSを勝ち上がってきた猛虎の勢いを最初に止める。
レギュラーシーズンは開幕4番で迎えながら打率・256、21本塁打、68打点に終わった。ポストシーズンは、うっぷんを晴らす舞台でもある。この日の練習では柵越えを連発。「練習では(状態が)だいぶいいし、感覚もいい。あとは試合で出せるか」と手応えを口にした。
原監督からは「攻撃陣はこの2人に引っ張っていってもらいたい」と主将の阿部とともにキーマンに指名された。昨季の広島とのCSファイナルSは初戦で決勝打を含む3安打。「1戦目が大事」と言い切る選手会長が、下克上を狙う虎を打ち砕く。