ソフトB李大浩は石直球と“対決拒否”
“石直球”との対決を拒否-。ソフトバンクの李大浩内野手(32)が21日、同じ韓国出身の阪神・呉昇桓投手の日本シリーズでの出番をなくすことを宣言した。呉昇桓は阪神の絶対的守護神。終盤に登場する勝ちパターンにはまらせないためにも、リードを許す前にトラ先発陣をたたく。
CSでは打率・400、チーム2位タイの4打点を挙げるなど好調の大砲。「わくわくするね。待ち望んだ場所に立てる」。韓国時代や昨季まで2年間所属していたオリックスでも優勝経験がない不動の4番打者は大舞台に武者震いする。
今季阪神相手に16打数8安打9打点と打ちまくっている。呉昇桓との投打の韓国英雄対決に注目が集まるが「阪神と対戦するのであって、呉昇桓個人と対戦するわけではない」ときっぱり。呉昇桓相手には今季の交流戦で1打数1安打と結果を出しているが、トラの守護神が出てこない展開が望ましい。
「それ(呉昇桓の出番なし)がベストだね。先発陣を僕や仲間が打って序盤からリードをつくるよ」と頼もしい言葉を口にした。