スタン5回途中KOで「僕のせい…」

 「日本シリーズ第1戦、阪神6-2ソフトバンク」(25日、甲子園)

 沸き返る甲子園の大歓声に、ソフトバンク・スタンリッジが小さくなった。4回2/3を6失点でKO。「(阪神ファンの)応援に元気があるのは僕のせい」。昨季までの4年間、自分を後押ししてくれた虎党の大合唱を、傷心の助っ人は自虐的に受け入れた。

 三回までわずか被安打1。上々の滑り出しだったが、四回1死二塁からゴメスに左翼線へ先制の適時二塁打を浴びた。続く五回2死満塁でまたもゴメスに左前への2点適時打。「同じ球種を続けていては打たれてしまう」。外角カットボールを続けた配球を悔やむ間もなく、続くマートンに2点適時二塁打を浴びて降板した。

 球団では南海時代の1964年スタンカ以来となる、外国人投手のシリーズ開幕投手で結果を残せなかった。屈辱の大合唱を聞かされた右腕は、「次回に向けて考えていきたい」と雪辱の機会が訪れることを信じて準備することを誓った。

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