巨人・坂本勇人内野手（２５）が２６日、ドラフト１位指名された岡本和真内野手（１８）＝智弁学園＝に金言を授けた。「春季キャンプまでの期間が大事だと思う。しっかり準備しないと」。まだ見ぬ大型新人に入念な準備を求めた。

　キャンプまで約３カ月。「休めるけど、怠けるとしんどくなる。ケガしてももったいないし」ときっぱり。初めてとなるプロの練習についていくためにも、自分の時間を有効に使うようアドバイスを送った。

　高卒１位で右打ちの内野手と共通点も多い。「僕（堂上直＝中日＝の外れ１位）とは選ばれ方が違う。大田君（０８年１位）に聞いてください」と笑ったが「僕はちゃんとやったので、ケガなくできた」と言い切った。

　入団以降、大きな故障もなく６６２試合連続出場を記録するなど、強い肉体をつくり上げてきただけに説得力は十分。背番号６の言葉には、大成してほしいという思いが詰まっていた。