楽天デーブ明言 ドラ2小野は二刀流育成
楽天・大久保博元監督(47)が26日、ドラフト2位・小野郁投手(18)=西日本短大付=を、投手と打者を両立させる二刀流で育成させるプランを明かした。
小野は最速153キロの速球と、落差のあるカーブ、チェンジアップ、カットボールと変化球も多彩。将来が期待される右腕だが、高校通算25本塁打と、スイングスピードの速さは、打者としての可能性も感じさせる。
ならば、どちらもトライさせようというのがデーブ流だ。大久保監督は「やらせるよ。2軍なら投げる試合で打席に立たせてもいい」と明言。「まずやらせてみる。もしダメだったら、その時にやめればいい。オレはそういう考え」と持論を展開した。
二刀流といえば、日本ハムの大谷。「日本ハムの育成プランも参考にするけど、楽天としての育成法も確立させたい」。第2の大谷を目指すことになる小野。期待に応えられるか。