燕・相川FA宣言!正捕手にこだわり
ヤクルトの相川亮二捕手(38)が1日、FA権を行使することを表明した。すでに球団に意思は伝えており、連休が明ける4日にも書類を提出する。
この日、都内のクラブハウスを訪れた相川は「行使をして、話を聞けるチームがあるなら聞きたい思いがある」と明言。一方で「そうした方がいいのか、残留した方がいいのか。“宣言残留”もOKと言ってもらっている」と迷える胸中も明かした。
相川は08年オフにFAで横浜(現DeNA)からヤクルトへ移籍。正捕手として活躍したが、12年からは故障などで出場機会が減少し、今季は中村の成長もあり58試合の出場にとどまっていた。
相川には、レギュラーへの強いこだわりがある。巨人が関心を示しているが「どう考えてもらえてるのか聞いてないので、聞いてから話をしたい」としつつも、「一捕手として勝負させてもらえるのであれば考えたい」との姿勢を示した。
球団はすでに残留を要請しているが、真中新監督は「フロントに任せる。ウチではレギュラーとして固定されていないし、(権利行使は)仕方ないところもある。いてくれれば助かるけど」と理解を示した。38歳がFAで2度目の勝負をかける。