炭谷が西武残留「優勝したい」
西武・炭谷銀仁朗捕手(27)は1日、今季取得した国内FA権を行使せず、来季は残留することを表明した。西武ドームを訪れて球団側へ正式に伝えた後、「1年間通してマスクをかぶって優勝できていない。優勝したいという気持ちが強かった」と理由を説明した。
球団側とは2度交渉し、残留を要請された。「最後まで悩んだが、自分の気持ちになったところ、この結論になった」。今季は125試合に出場し、盗塁阻止率は12球団トップの・444。それでもシーズン終盤は森の台頭があり、先発を外れる試合もあった。「野球選手である以上は一年一年が勝負なのは当たり前」。来季も正捕手の座を譲るつもりは毛頭ない。
鈴木球団本部長も「優勝するという気持ちが合致した」と喜んだ。来季7年ぶりのV奪回を狙うレオにとって大きな残留となった。