虎ドラ1横山 元G指導者の金言で進化

 21U(21歳以下)ワールドカップ(7日開幕、台湾・台中)に出場する日本代表は2日、東京都府中市内で合宿3日目の練習を行い、阪神にドラフト1位指名された横山雄哉投手(20)=新日鉄住金鹿島=は、侍ジャパンの巨人OB指導者から金言を授かった。

 42球のブルペン投球を終えた左腕に歩み寄ったのは、鹿取義隆テクニカルディレクター(TD)と豊田清投手コーチ。巨人では守護神として一時代を築いた元ヘッドコーチ、そして現2軍投手コーチの2人からのアドバイスは、右足を上げた際に背筋を伸ばすように、というものだった。

 「背中が曲がっていたからね。『おとといのブルペンの方が良かったよ』と伝えた」と鹿取TD。横山も「球威にも制球にもつながって来る、自分がいつも気を付けている部分。すごいなと思いました」と、的確な指摘に感謝した。

 3、4日の巨人2軍との練習試合では、いずれかに登板予定で「次につながる投球をやっていきたい」。まずは“G斬り”で恩返しする。

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