西武ドラ4“1浪”玉村が入団内諾
西武にドラフト4位で指名された玉村祐典投手(19)=敦賀気比高卒=が7日、福井県鯖江市のホテルで指名あいさつを受け、契約金3000万円、年俸600万円で入団を内諾した。高校卒業後の約半年、無所属で練習を続けた最速149キロ右腕は、プロの世界での飛躍を誓った。
敦賀気比高3年だった昨春に選抜大会4強。今春に進学予定だった大学を入学辞退し、自宅や中学時代に所属した硬式の鯖江ボーイズで練習を続けた。今夏は母校の敦賀気比高の練習を手伝い、シート打撃にも登板。走り込み中心の練習の成果もあって、球速は高校時代より3キロ増した。
玉村は「一から体づくりをしながら自分を見つめ直せた。充実した期間でした」と、振り返った。