トヨタ自動車 延長戦制して準決勝へ
「社会人野球日本選手権・準々決勝、トヨタ自動車2-1JR東日本」(9日、京セラ)
準々決勝が行われ、トヨタ自動車(愛知)パナソニック(大阪)などが準決勝に進んだ。トヨタ自動車はJR東日本(東京)を延長十三回、タイブレークの末に2-1で破った。パナソニックはNTT西日本(大阪)に、セガサミー(東京)は大阪ガス(大阪)に競り勝った。第4試合は日本生命(大阪)が都市対抗大会王者の西濃運輸(岐阜)を下した。
トヨタ自動車先発の31歳・佐竹は直球の切れ、制球ともに良く、JR東日本を10回まで3安打12奪三振で無失点。完封した初戦の日本新薬戦から19イニング連続でゼロを並べた。「プロに3人も行くチームに接戦で勝てたことは、ウチにとって自信になる。収穫です」。大会前までは不調に苦しんだが、大好きな京セラドームの硬いマウンドでエースらしく復活した。