【日米】岩隈&和田サムライに脱帽
「日米野球・第2戦、MLBオールスター4-8日本」(14日、東京ド)
新世代の侍に、脱帽するしかなかった。MLBオールスターとして凱旋登板した岩隈と和田は、果敢な若き日の丸戦士たちに、打ち込まれた。
「いい選手がたくさんいて、いいチームだと思う。柳田選手はいいスイングをしていた。核になるなと思いました」。海を渡って3年のシーズンが過ぎた岩隈は、次世代のJAPANへの頼もしさを口にした。4回10安打5失点の自らの投球に「結果は反省するしかないですね」と話しながらも、金子について「ボールやマウンドが違う中で、うまくコントロールしていた」と、“先輩”としての余裕も見せた。
2年間の左肘のリハビリを経て、今季メジャー初勝利を挙げた和田は、大歓声の中、六回途中から3番手でマウンドに上がった。くしくも古巣のチームメートだった松田にソロを被弾、柳田に適時二塁打を浴び、1回2/3を2失点。それでも「松田には見事に打たれましたね。柳田は(紅白戦で)1回だけ対戦があるけど、三振だった。そこから成長して、見逃さずに打たれてしまいました」と、苦笑いを浮かべながら懐かしそうに振り返った。
岩隈は第3戦の登板予定はない見通し。和田は「次はどこで登板できるかは分からないけど、また投げられれば」と、再登板を熱望した。