楽天・大久保博元監督（４７）が１８日、季節ごとに先発ローテーションを組み立てる「季節ローテ」導入を明言した。その時に調子のいい投手をローテに入れ、常に最高の戦力で戦う。

　指揮官は「今、調べてるんだ。春に強い選手、夏に強い選手、秋に強い選手。一番いい選手を中心に、オーダーを組んでいきたい」と力説した。外国人を含めた全選手が対象で、先発投手陣についても同様の調査をするという。

　チームでは、先発投手陣の枚数が少なくなったころに、毎年１軍に上がってくる川井が「夏男」と呼ばれたこともあった。現状、大久保監督の構想では、則本以外は季節ローテで回していく方針だ。

　「調子がいい時期に個人差もある。夏に調子を落とすなら休んだらいい。秋の最後に調子が上がる選手もいる」。１、２軍総動員。支配下登録選手全員で、１年間を乗り切るのがデーブ流だ。