Gドラ1岡本、原監督グータッチに感激
巨人の新人8選手の入団発表が23日、東京ドームで行われた「ジャイアンツ・ファンフェスタ2014」の冒頭に行われた。ドラフト1位の岡本和真内野手(18)=智弁学園=はステージ上で出迎えた原監督とのグータッチに感激。「いずれはホームランを打ってグータッチさせていただけたら」と、試合での指揮官とのふれ合いを心待ちにした。
拳と拳を合わせる感触に自然と気持ちが高ぶった。名前を呼ばれて駆け足でステージに向かうと、原監督が満面の笑みを浮かべグータッチで迎えてくれた。「テレビで見ていた通りの方だった。うれしかったし、良かったです」。自然と笑みがこぼれた。
本拠地で本塁打を放ってベンチ前で指揮官とのグータッチ。高校通算73発と、長打力を売りにする岡本にとってこれほど最高の瞬間はない。「いずれはホームランを打ってグータッチさせていただいたらそれが一番うれしいです」。穏やかな表情で思いをはせた。
初めて巨人のユニホームに袖を通した。「今まで着てきたユニホームとは、感じや重みが違う」と伝統の重みを実感した。ステージ上でのあいさつでは「球界を代表する打者になります!」と宣言。これまでの語尾「…と思います」ではなく、言い切る形で飛躍への強い思いを込めた。
新人選手と初対面した原監督は「今年の新人はバラエティーに富んでいる。非常に楽しみです」と目を細めた。岡本は恒例の特別試合では一邪飛に倒れたが、力強いスイングで集まった3万9349人のファンを沸かせた。
醸し出す雰囲気に、指揮官とのグータッチが遠くないことを予感させた。