G大竹大遅刻…契約更改まるで謝罪会見
やっちまった…。巨人・大竹寛投手(31)が27日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億円でサイン。だが時間を勘違いして遅刻する失態を犯した。
3時22分。交渉を終えて会見場に現れた大竹の顔はこわばっていた。「すいません。自分が時間を間違えました。みなさんをお待たせしてしまった…」。まるで“謝罪会見”だった。
当初予定されていた交渉開始時間は12時30分。だが「2時半だと思っていた」。自宅で間違いに気づいたのは12時。球団に謝罪の電話をし、慌てて球団事務所に向かうドタバタ劇だ。この日、契約更改交渉を行った先輩の青木は「やらかしたみたいですね」と苦笑いを浮かべた。
昨オフに3年総額5億円以上の契約で広島からFA移籍した大竹。巨人には、集合時間のさらに30分前に集合しなくてはならない暗黙のルール“ジャイアンツ・タイム”があることは知っていたはずだが…。時間を2時間も間違えては、いかんともしがたい。
今季は9勝(6敗)で9月上旬に右肩の違和感を訴えて離脱し、CSファイナルSで登板できなかった。来季はあらゆる悔しさをバネに、復活を目指すしかない。