“タカの松坂”来月5日にも誕生
米大リーグからFAとなり、ソフトバンク入団が決定的となっている松坂大輔投手(34)の入団会見が、来月5日にも福岡市内で行われることが28日、分かった。入団会見には2006年WBCで監督とエースという立場で、世界一に輝いた王貞治球団会長(74)も出席予定。9年ぶりの日本球界復帰となる「平成の怪物」を球団を挙げて迎えることになる。
現在、松坂の生活拠点は米国だが、近日中に一時帰国してソフトバンクと正式契約を結ぶ予定。これまで後藤芳光球団社長は「近日中に、乞うご期待」と慎重に言葉を選んできたが、ようやく正式発表できる準備が整った。
ソフトバンクは今オフに日米の複数球団との間で松坂の争奪戦を繰り広げた。複数年の大型契約と西武時代から愛着を持つとされる背番号「18」も交渉材料にして、獲得にこぎ着けた。日米通算164勝を誇る「タカの松坂」が、いよいよ誕生する。