栗山監督、大谷の練習メニュー放任
日本ハム・栗山英樹監督(53)が1日、教授の籍を置く白鴎大で特別講義後、プロ2年目のオフを迎える大谷翔平投手(20)について、練習メニューの作成などすべて自主性に任せる方針を示した。
今年7月5日で20歳となった大谷。外出の許可制などは継続するが、オフの練習メニューには一切、口出ししないと決めた。「何をやるべきか、大事なことは(翔平も)分かっているよ。何も言うことはない」と“放任”するつもりだ。
プロ1年目の昨オフは球団管理の下でオフの練習メニューを組んできた。リポートを提出させるほどの念の入れようも、今季はプロ初の11勝、10本塁打を放つなど、二刀流として結果を残した。実績のあるほかの選手同様、練習については大人扱いする。指揮官は「稲葉、(金子)誠のように自分の(練習)スタイルをつくり上げてほしい」と期待した。
大谷は都内でのイベント参加後、「メニューは自分で組んでいる。しっかりやらないと」と口元を引き締めた。自覚を持ってしっかり練習し、来季の飛躍へとつなげる。