横浜（現ＤｅＮＡ）や米大リーグで活躍し、今年１月に野球殿堂入りした佐々木主浩氏（４６）の祝賀パーティーが２日、都内のホテルで行われ、元横浜監督の権藤博氏、巨人、オリックスなどで活躍した清原和博氏、歌手の北島三郎、ミュージシャンの小室哲哉ら約８００人を招待して盛大に行われた。

　米大リーグ・マリナーズ時代の同僚だったヤンキース・イチローが花束贈呈。イチローと言葉を交わした佐々木氏は「彼はまだまだ野球人生に先があるので『頑張ってね』と声を掛けた」と話した。久々に公の場に姿をみせた清原氏は「殿堂入りは当然。日本でもメジャーでも、あれだけの成績を残したんだから。遠慮して行かんでおこうと思ったけど声を掛けてくれてうれしかった」と、現役時代に名勝負を繰り広げた盟友を祝福した。

　佐々木氏は、将来的な指導者としての球界復帰に「野球界に育ててもらった。これから先、何か手伝えることがあればお役に立ちたい」と意欲を見せた。