ロッテ西野 球児&岩瀬の46S目指す
ロッテ・西野勇士投手(23)が7日、藤川球児(元阪神)、岩瀬仁紀(中日)の持つシーズン最多46セーブ達成に意欲を見せた。千葉市でトークショーに参加後、取材に応じた右腕は、高らかな目標を打ち立てた。
「46ですか?そのくらいの数字を目指せば、優勝も見えてくると思う」。西野は今季、先発から抑えに転向し31セーブをマーク。秋には侍ジャパン入りも果たし、日の丸守護神として日米野球史上初のノーヒットノーランを演出した。リーグを代表するクローザーに成長し、さらなる高みを目指す。
今季の救援失敗はわずか2度。「セーブシチュエーションは、すべて取るつもり」と力を込める。セーブ王のタイトルを獲得すれば、育成出身としては初の快挙になる。頼もしい雑草守護神が、来季もフル回転する。