G原監督、20年東京五輪で侍支援
巨人・原辰徳監督(56)が11日(日本時間12日)、2020年の東京五輪で野球が公式種目として採用された場合、“サポート役”として支援する考えを口にした。優勝旅行先のハワイで、「その頃は一線を退いているだろうけど、何らかの形で協力はしたい」と、前向きな姿勢を示した。
優勝旅行出発前日の8日に届いた吉報。国際オリンピック委員会(IOC)臨時総会で開催都市の種目追加提案が認められ、五輪競技として野球復活の可能性が出てきた。この話題に原監督は、「最高に喜ばしいことだよ。自国での開催で、みんな願っているから」と表情を崩した。
09年のWBCで監督として侍ジャパンを世界一に導き、日の丸の重みや国民の期待を最も熟知している人物のひとり。野球が競技として採用された際にはすでに東京ドームが会場として検討されていることからも、今後は日本代表監督候補として再び名前が挙がる可能性もある。
ただ、原監督は「6年後は62歳。もう、おじいちゃんだから」と、現場での関わりは冗談交じりにかわした。どんな形であれ、原監督が“サポート役”を務める態勢が整えば、日本球界にとっては心強い存在になりそうだ。