日本ハムの大谷翔平投手（２０）が１５日、千葉県鎌ケ谷市で自主練習を行い、年末年始は完全休養日を設けず、自主トレを続ける考えを明かした。

　来季への飛躍につなげるために、１日も休まない覚悟だ。「休みをつくっても動いてしまうし、基本、体を動かします。休みはないです」と話した。鎌ケ谷の２軍施設が使えるのは１２月下旬までだが、その後は母方の実家のある横浜市のジムで練習。来年１月１日以降は岩手県の実家に帰り、母校の花巻東などで体を動かすプランを立てている。

　今年の春季キャンプの反省がある。キャンプ序盤、他の投手より出遅れていたことで栗山監督に雷を落とされた。そうならないためにも来春キャンプは初日から万全な状態で臨むつもりだ。

　来季、投手として開幕から軸として期待される大谷。１年通して活躍する土台づくりへハードトレで追い込む。