元三冠王・松中3安打で現状維持
ソフトバンク・松中信彦内野手(40)が16日、ヤフオクドームで契約交渉に臨み、現状維持の年俸3000万円プラス出来高でサインした。
今月26日に41歳となる元三冠王は、今季はプロ18年目で初の先発出場なしに終わった。代打で33試合に出場し、27打数3安打で打率・111。本塁打は2年連続でゼロ。それでも来季年俸は据え置きとなり「戦力と見ていただけた。いつでも辞める覚悟はあるが、まだまだ球団、ファンの皆さんに恩返ししていない」と背水の決意を口にした。
小川一夫編成・育成部長は「彼のキャリアからして、下げるほどもらっていない。これ以上下げると(年俸が)なくなってしまう」と説明。チームを支えてきた功績にも配慮したようだ。