G長野は2軍始動…原監督が容認示唆
巨人・原辰徳監督(56)が21日、このオフに右膝と右肘の手術を受けた長野久義外野手(30)について、来春のキャンプ2軍スタートを示唆した。病院慰問などで訪れた秋田市内で取材に応じ「長野は特別な形。よく話し合いながらスケジュールをつくっていく」と、スロー調整を容認する方針を示した。
長野は11月上旬に、右膝半月板の修復手術と右肘のクリーニング手術を受けた。指揮官はチーム全員に100%の状態でキャンプインするよう指示しているが、長野だけは“特別扱い”する考え。キャンプ前に長野とトレーナーを交えて三者面談を行い、その思いも伝えるという。
これも、長野を唯一無二の貴重な戦力と考えているからこそ。原監督は「焦らすつもりはないが、のんびりさせるつもりもない。開幕には名を連ねてもらいたい希望は持っている」と話した。DeNAと戦う3月27日の開幕戦に照準を合わせ、チームを万全の状態に仕上げていく。