キヨシ監督“勝利至上主義”宣言
DeNAの中畑清監督(60)が24日、勝利至上主義を宣言した。来季に向けて「勝って結果を出さないといけない。そのために決定事項はない」と言い切った。
グリエル、ロペス、バルディリスの外国人内野手にも聖域は与えない。「純国産組も頑張っている。競争してほしい。最初からレギュラーを決めない」と常に競争下に置く考えを強調した。
この日出席したDeNAランニングクラブの壮行会では、本社の守安功社長(41)が「毎年上位争いするチームになってもらいたい」と厳しいゲキを飛ばした。中畑監督は「勝負の世界。厳しいのは当たり前。野球も同じ。全力で勝つチームをつくらないと」と自らに置き換えて胸に刻んだ。
「もう我慢する年じゃない。これまでは育てる意味もあったけど勝つことだけにこだわって、初めてやっていきたい」。情を捨て、勝利に徹し常勝軍団を築き上げる。