ＤｅＮＡの梶谷隆幸外野手（２６）が“過食”トレを敢行中だ。広島のトレーニングジム「アスリート」での自主トレは２７日で１０日目を迎えた。目的はウエートトレーニングだが、同時に「１日５食、食べますよ」と“食”も自主トレの一環としている。

　「練習、ビデオを見る時間と同じくらいメシを食うのも大事」と言う。すぐに体重が落ちてしまう端から見ればうらやましい体質。だが「体重が落ちると、キレもなくなり、バットを振っている感覚がなくなり、振られているようになる」と本人にとっては大問題なのだ。

　今季の開幕時は体重８３キロだったが、８月以降に「今季一番少ない」という７５キロまで減少。７月の打率は・３６８と今季の月間最高を記録したが、８月は・２５９と急降下。激ヤセは数字にはね返った。

　自主トレ前に行った豪州旅行中も「昼から３００グラムのオージービーフを食ってました。できればオフの間に９０キロに増やしたい」。過酷な食トレで、夏ヤセしない体をつくり上げる。