オリ平野佳6年連続60戦登板へ進化だ

 オリックス・平野佳寿投手(30)が3日、京都府のNTT西日本グラウンドで自主トレを公開した。毎年、同僚の岸田護投手(33)と元日に始動しており、この日も2人でウエートトレーニングやキャッチボールを行った。

 昨季パ・リーグ新記録の40セーブでタイトルを獲得し、オフに国内FA権を行使せず残留した平野佳は、「抜き球になるカーブやスライダーの精度を上げたい。今まであまり投げていないが、今年は使えるように」とさらなる進化を目指す。

 2005年の中日・岩瀬、07年の阪神・藤川が記録したシーズン最多の46セーブについては「記録だけを目指すわけではないが、優勝できる位置にいれば数字はついてくる」と自然体。「今年も60試合登板が目標。春季キャンプは第1クールからブルペンに入りたい」と、6年連続60試合登板への準備に抜かりはない。

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