楽天・松井裕が安楽“相談役”に名乗り
楽天・松井裕樹投手(19)が3日、横浜市内のグラウンドで始動し、ドラフト1位・安楽智大投手(18)=済美=の“相談役”に名乗りを上げた。「チームに知っている人がいるというのは、心強いと思ってもらっていい」とニッコリ。キャンプから積極的にサポートしていく。
安楽は2013年に台湾で行われた18Uワールドカップで、一緒に世界一を目指した戦友だ。「頼りになる先輩になれたら」と松井裕。環境の変化に伴う不安や戸惑いは、自身も経験済み。昨春キャンプでは1学年上の森らからアドバイスを受けたが、今度は、先輩として安楽の“オアシス”になるつもりだ。
この日は、グラウンドから2キロ離れた神社まで走り、そのまま参拝。10月30日に20歳になる左腕は「(10月24日開幕の)日本シリーズで勝って、おいしいお酒が飲みたい」と決意を口にした。2年目の飛躍へ、表情は自覚に満ちていた。