ハム・佑先輩が有原“世話役”に名乗り
日本ハムの斎藤佑樹投手(26)が9日、早大の後輩でもあるドラフト1位・有原航平投手(22)の“世話役”を買って出た。
斎藤佑は千葉・鎌ケ谷2軍施設で自主トレ中に、有原と対面。プロ入りしてから初めて会った早大の後輩とあいさつを交わすと、グラウンドにいる選手の名前を丁寧に教えた。「知り合いがいないと分からないことが多いと思う。聞かれることがあれば(教える)」。早大からドラフト1位で入団と、同じ道を歩んだ後輩の相談相手になるつもりだ。
野球については、自信を持って取り組むことを勧めた。東京六大学通算18勝を挙げた有原に「(野球の)アドバイスはないです。大学4年間やってきたことができればいい」と話した。
自身も今年初のブルペン入り。キャンプまでに今後も週に2度は投球練習を行うプランを立てている。「いい状態は継続できている。もっと状態を上げていきたい」。後輩の面倒を見る一方で、自分のトレーニングにも抜かりはない。