ソフトドラ1・松本 最下位デビュー…
ソフトバンクのドラフト1位・松本裕樹投手(18)=盛岡大付=が9日、福岡市の西戸崎合宿所で始まった新人合同自主トレで、雪国の高校生ならでは?の弱点を露呈した。練習の最後に行われた恒例の200メートル×10本のインターバル走に大苦戦。後半は育成を含む新人13人の中で最下位に沈んだ。
ヘロヘロになりながら、先を走る同期の背中を追った。軽快に走る古沢や栗原に対し、松本は本数を重ねるにつれて後れを取った。「高校時代にないメニューだったのできつかった」。計2キロを走り終えた松本は心底苦しそうだった。
高校のある盛岡市では、冬場は雪が積もるため屋外での練習は限られる。「雪があるんで(走り込みは)できない。体力的な部分はまだまだこれから」と自らの課題を挙げた。
春季キャンプでは工藤監督の肝いりで全選手に「タイムを設定した2500メートル走」を課す方針。松本は「この(自主トレ)期間で達成できるように頑張っていきたい」と気合を入れ直した。