オリドラ2宗ガーナのお守り持参で入寮
オリックス・ドラフト2位の宗佑磨内野手(18)=横浜隼人=が10日、神戸市内の合宿所「青濤館」に入寮し、ガーナでお守りとして使われているブレスレット「ジョパタ」を左手首に着けて現れた。
ギニア人の父を持つ宗は中3の冬休みに、母・ミカさんに連れられ、自らのルーツでもある西アフリカを訪れた。ミカさんの知人の夫がガーナの呪術師で、宗らは新年の儀式を見学するなどして交流を図り、その際に作ってもらったお守りだという。
高校時代も試合中はズボンのポケットに入れていた。「身につけていると、ほとんどの公式戦でヒットを打てた」と振り返る幸運グッズ。入浴時も外さず「プロ入りしてからも身につけていたい」という心の支えだ。
11日からスタートする新人合同自主トレでは、これまでよりハードな練習メニューが予想される。苦しい時、心が折れそうな時には「ジョパタ」が助けてくれる。