ソフトB工藤監督、開幕投手争い歓迎

 ソフトバンク・工藤公康監督(51)が10日、開幕投手争いの激化を歓迎した。昨季まではエース・摂津が3年連続で務めたが、現時点では白紙であることを強調。すでに大隣、武田らが立候補しており、日米通算164勝の松坂も新加入。現役時代に6度の大役を務めた新指揮官が、連続日本一へハイレベルな競争を促す。

 「今から摂津で決まりです、とはいかない。摂津を追い越すという気持ちでやってほしい」と工藤監督。さらに「投手コーチとも話し合いながら、全てを総合して誰がいいのかを決める」と期限を設けずに競わせることを明言した。

 現役時代は、7年目の1988年に西武で初の開幕投手を務めた。前年まで4年連続で務めた東尾に代わる抜てきだった。通算251勝の大投手からバトンを受け継ぎ、西武では3度も開幕投手を務めた。それでも「エースは渡辺久信で、自分は2番手だと思っていた」と振り返る。球団史上初の2年連続日本一に向けて競争原理を導入し、宮崎で熱い戦いが幕を開ける。

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