ハム佑 完全復活で王さんゲキに応える
日本ハムの斎藤佑樹投手(26)が14日、千葉・鎌ケ谷で自主トレを行い、例年よりもスローペース調整で仕上げていくプランを明かした。
昨オフはハイペース調整で失敗した。年明け早々に地元群馬でブルペン入りし、打撃投手も行った。その後もローテを勝ち取ろうと投げ込みを増やし、春季キャンプの紅白戦にピークを合わせたが、結果的にシーズンは2勝止まりだった。
その反省を生かし、今オフは体づくりを中心に自主トレを続けている。「まずはフォームをしっかり固めてからです。焦って、肩を壊しても仕方がないので」。この日は年明けから3回目のブルペン入りも、毎回30球以下の球数に抑えている。
自主トレ後には早実OB会に出席。王ソフトバンク会長から「現役はいいよね。自分なりの表現をすればいい」と激励された。「早実の現役は1人ですし、期待してくれているので今年も頑張りたい」と斎藤佑。先輩の期待に応えるためにも今年こそ完全復活した姿を見せる。