ロッテ今江 故障防止へピラティス導入
ロッテ・今江敏晃内野手(31)が14日、QVCマリンで自主トレを公開し、故障防止のため昨秋からトレーニングの一環としてピラティスを導入していることを明かした。
米国のトップアスリートやハリウッドセレブに愛好家が多いピラティスは、体幹を鍛えるエクササイズ。昨年腰痛などに苦しみ、「30歳を過ぎ、体が思うように動かないときもある」と悩んでいた今江だが、知人の紹介でピラティスと出会い、体の軸から鍛え直すことを決意した。
昨秋から週3回、都内のスタジオに通い始め、すでに効果を実感している。「体の中心を鍛えているので、走ることひとつにも力強さが出てきた。今までのオフで一番いい感じ」と笑顔を浮かべた。
05、10年と日本一に輝いているロッテだが、今江はその両年で日本シリーズMVPを獲得した。次回3度目となれば、元巨人の長嶋茂雄氏の4度に次いで歴代2位となる。「3度というのはなかなかいないと思うんで」。日本シリーズ男がピラティス効果で3度目の栄誉を狙う。